363号(2021・11・15)

[対文協だより]

*第24回及び第25回ロシア語検定試験を実施
 対文協は、近年、多くのロシア語を学ぶ人から検定試験の実施を望む声に応え、今年度は「ロシア語検定試験(TORFL)」を年4回開催することになった。また要望に応じて「オンラインロシア語検定試験」も実施することにした。
 「第24回ロシア語検定試験」を6月27日(日)に、また「第25回ロシア語検定試験」を8月13日(金)、14日(土)、15日(日)の3日間、東海大学高輪キャンパスで開催した。コロナ禍での実施に徹底した感染拡大防止対策を取り、細心の注意を払い実施した。試験は午前9時(受付)から午後5時まで5科目の試験が行われた。試験のレベルは入門、基礎、第1レベル、第2レベル、第3レベル、第4レベルの6段階とビジネスロシア語検定試験も同時に行った。受験者は延べ135名であった。試験は全日程滞りなく無事に終了した。
なお、今冬は2021年12月12日(日)に「第26回ロシア語検定試験」と2022年2月20日(日)に「第27回ロシア語検定試験」を開催する予定である。

*第174回研究会を開催
 9月28日 (火) 15時から、対文協第174回研究会がオンラインで開催された。今回は講師に欧亜総合研究所代表 杉本侃 氏をお招きし、「ロシアの新エネルギー戦略 ~第4次産業革命を見据えて~」と題して講演が行われた。講演は、多くのデータやグラフを用いて、第1部でエネルギー大国ロシアの新エネルギー戦略について解説され、第2部で第4次産業革命と気候変動への対応について様々な視点からの分析を基に話された。参加者は画面越しに熱心に講演に聴き入った。(本号特集参照)

[特 集]

第174回研究会

 ロシアの新エネルギー戦略 ~第4次産業革命を見据えて~
                        欧亜総合研究所
                        代表 杉本 侃

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇バルダイ会議で会員たちが果敢な論戦 クラブ会員はプーチン大統領に食い下がった  <Kommersant.ru' 21.10.21>

◇COVID-19がロシアで再び猛威振るう <kommersant.ru’21.10.20∼11.7>

◇南カフカス・カラバフ戦争一周年の現状 <Kommersant.ru’21.11.9>