359号(2020・3・12)

[対文協だより]

*第170回研究会を開催
 2月14日(金)、対文協第170回研究会が霞が関ビル・東海大学校友会館で午後6時から開催された。研究会は弁護士の 堀合 辰夫 氏を講師に招き、「長崎のロシア『領土』」と題し講演が行われた。堀合弁護士はニコライ堂取戻裁判、ロシア帝国所有長崎領事館跡地継承登記、ソ連邦所有同土地明渡裁判等、これまで自身が取り扱ってきたロシア関係の様々な事案を通じて得た豊富な経験と数多くの資料を基に、現在の長崎県内にあるロシア領事館の土地について、法律的な観点から問題点の整理と展望について興味深い講演を行った。(本号特集参照)

*第21回ロシア語検定試験を実施
 2月22日(土)、第21回ロシア語検定試験(ロシア連邦教育科学省認定 東海大学・日本対外文化協会共催)が東海大学高輪キャンパス4号館にて実施された。今年度は8月に続き第2回目の開催となる。本検定試験はサンクトペテルブルク大学との提携に基づいて実施されるもので、試験は入門、基礎、第1、第2レベルが実施され、受験者数は33名だった。午前9時45分から午後4時20分まで5科目の試験が行われ、受験生は合格を目指して頑張っていた。

*「第2回ロシア語オリンピック」東京本選を実施
 サンクトペテルブルク国立大学の主催で2018年度からはじまった「ロシア語オリンピック」に関し、今年度も対文協は同大学の委託を受け、予選後の東京本選を実施した。このオリンピックは全世界のロシア語を外国語として学ぶ生徒、学生を対象としており、インターネットを通じて予選が実施され、世界中の学生が参加している。日本人は6名が予選を通過した。対文協は2月23日(日)、東海大学高輪キャンパスにてロシア語オリンピック東京本選を実施し、日本人の予選通過者のうち5名と、日本に滞在中のイタリア人1名が東京会場での本選に参加し、受験した。

*東海大学主催「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成・その展望と課題」シンポジウム
 2月18日(水)、15時より東海大学は霞が関ビル・東海大学校友会館にて、中間報告シンポジウム「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成・その展望と課題」を開催した。東海大学は、文部科学省の世界展開力強化事業の採択を受けて、ロシアの大学間との交流の発展を進めている。今回のシンポジウムは、極東地域を中心とするロシアのライフケア分野における日露間のビジネスに貢献できる人材の育成を目指すことの展望と課題を議論するというもの。また事業も3年目を迎え、これまでの活動成果を共有する意見交換を行う機会にもなった。シンポジウムには多数のロシア関係者、学生が出席した。対文協は会場運営に協力をした。

[特 集]

第170回研究会

「長崎のロシア「領土」」

         弁護士 堀合 辰夫

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇プーチン大統領「2036年まで」留任案 <VEDOMOSTI’ 20.3.10>

◇プーチン氏「国家評議会議長」就任を否定 <VEDOMOSTI’ 20.3.6>

◇コロナウイルスの感染とそのニセ情報 <Kommersant’ 20.3.5>