340号(2017・10・10)

[対文協だより]

*第153回研究会を開催
 9月19日(火)、対文協第153回研究会が霞が関ビル・東海大学校友会館で午後6時から開催された。今回は フリーランス ロシア語翻訳家 衣川靖子氏 を講師に招き、「ロシアの医療事情・政策の動向」と題して講演が行われた。(本号特集参照)

*瑞雲書道会「第2回ウラジオストク書道教室」に協力
 9月10日(日)から9月16日(土)まで、瑞雲書道会(松前達郎会長)は、曽田成則理事長を団長とし、ウラジオストクを訪問した。ロシア極東書道文化交流の旅と題し、20名が訪問。9月12日(火)には、国立経済サービス大学付属博物館にて第2回ウラジオストク書道教室が催された。第2回となる今回は、「ロシアにおける日本年」の催しとして、外務省の後援と東海大学の協力を得ての開催となった。対文協は現地との連絡・調整等を行った。

*アルメニア共和国独立26周年記念式典
 9月21日(木)19時より、ホテルオークラ東京にて駐日アルメニア共和国大使館主催の、アルメニア共和国独立26周年記念式典が執り行われた。
 松前達郎会長(東海大学総長)が招待され、対文協から渡邉隆司事務局長が代理出席した。

*古岡滉理事お別れの会
 9月27日(水)午前11時30分より、帝国ホテル東京にて故・古岡滉当協会理事(株式会社学研ホールディングス元代表取締役社長)のお別れの会が執り行われた。お別れの会は、株式会社学研ホールディングスが主催。対文協から松前達郎会長の代理で渡邉隆司事務局長が出席した。古岡理事は6月12日(月)に享年83歳で逝去された。

[新刊紹介]

『ロシア近現代と国際関係‐歴史を学び、政治を読み解く』 
                        著 小田 健 ミネルヴァ書房刊 定価 4000円+税

 長年にわたりロシアを見続けてきた元日経新聞モスクワ支局長が、ロシアの近現代史と国際関係を解説。第一部ではロシアの逸話や文化を紹介しながら、ロシア革命、ソ連の成立と崩壊、新生ロシアの誕生とプーチン政権の動向など近現代史をたどり、第二部ではそれぞれ米国・中国・日本との国際関係を分析。

『まんがでわかる ウラジミール・ウラジーミロヴィチ・プーチン』 
                        漫画 トーエ・シンメ 監修 名越 健郎
                        イースト・プレス刊 定価 1300円+税

 ロシア大統領プーチンの半生を追った、大人のための学習マンガ。2000年にエリツィンの後継者として大統領に就任して以降、ロシアを支配し続け、“皇帝”や“独裁者”とも呼ばれるプーチンの圧倒的な力の源はどこにあるのか。幼少時代から現在までをわかりやすくマンガで描いている。

[特 集]

第153回研究会
         「ロシアの医療事情・政策の動向」
      フリーランス ロシア語翻訳家 衣川 靖子

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ロシア下院「反ナワリヌイ法案」提出 <VEDOMOSTI ’17.9.30>

◇ナワリヌイ氏、モスクワ自宅で拘束 <VEDOMOSTI ’17.9.29>

◇モスクワにも正体不明の電話テロ <Kommersant.ru ’17.9.14>

◇与党「統一ロシア」が16知事選全勝 <VEDOMOSTI ’17.9.11>

◇ロシアのシリア軍事作戦2年の総括 <VEDOMOSTI ’17.10.29>