317号(2015・9・30)
[対文協だより]
* ロシア東方経済フォーラム
9月3~5日、「ロシア東方経済フォーラム」がウラジオストク極東連邦大学のルースキー島キャンパスで初めて開催された。本フォーラムは極東経済の発展とアジア太平洋地域の国際協力の拡大を狙ったもので、交通、教育、建設、医療分野等における社会発展政策を推し進めることと、自由経済の拡大を目的としている。「ロシア東方経済フォーラム」と併せて、「APEC第4回国際教育会議」に東海大学学長で対文協専務理事の山田清志学長が出席、対文協からは工藤久栄職員が随行した。
* 第136回研究会
9月16日に対文協第136回研究会が霞が関ビル・東海大学校友会館で午後6時から開催された。第136回研究会はK&L Gates外国法事務弁護士のセルゲイ・ミラノフ氏を講師に招き、「最近のロシアの法律-その現状と移行」と題して講演が行われた。ミラノフ氏はロシアの法律を中心に、日本の企業がロシアで直面する主なポイントを、スライドを使って解説した。またウラジオストク自由港について、法律家の視点から解説した。(本号「特集」参照)
[特 集]
最近のロシアの法律―その現状と移行
K&L Gates外国法共同事業法律事務所
パートナー セルゲイ・ミラノフ
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ 「嫌いな政権転覆にテロ集団を使うな」 <kommersant.ru 9.15>
◇ ロシアは空と海からシリアに武器援助 <Vedomosti 9.9>
◇ 世論調査「ロシア人の生活満足度が低下」 <kommersant.ru 9.15>
◇ モスクワで政権交代を支持するデモ行進 <Vedomosti 9.20>>
◇ 極東開発に広告と人材サービス2局新設 <Vedomosti 9.14>
◇ ヤクーニン氏が国営鉄道社長を退任 <Vedomosti 9.21>