312号(2015・4・30)
[対文協だより]
* 第133回研究会を開く
4月17日に対文協第133回研究会が霞が関ビル・東海大学校友会館で午後6時から開催された。第133回研究会は防衛省防衛研究所地域研究部長の兵頭慎治氏を講師に招き、「ロシアの影響圏的発想と北極・極東地域」と題して講演が行われた。ロシア地域研究、国際関係論、安全保障論が専門の兵頭氏はロシアの影響圏的発想について、地上と洋上の影響圏に大別し、ロシアを取り巻く様々な国際情勢の話を交えながら、わかりやすく解説した。(本号「特集」参照)
* 日ロ協会観桜会
4月9日、日本ロシア協会の観桜会が文京区音羽の鳩山会館で開催された。アファナシェフ駐日ロシア大使やラフマノフ駐日ベラルーシ大使、日ロ友好議員連盟の高村正彦会長が挨拶を行い、多くの参加者が集った。対文協から渡邉隆司事務局長、工藤久栄職員、田牧陽一インターンシップ生が参加した。
* 経済同友会懇親会
4月27日に経済同友会の2015年度通常総会と懇親会が開催され、対文協から渡邉隆司事務局長が出席した。
[特 集]
「ロシアの影響圏的発想と北極・極東地域」
防衛省防衛研究所地域研究部長 兵頭 慎治
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ 混乱する愛国心の再構築に取り組む (コメルサント紙 4月6日)
◇ 民族問題庁長官にシロビキ出身者を起用 (コメルサント紙 4月3日)
◇ タタ-ルスタンが大統領制廃止に反対 (コメルサント紙 4月3日)
◇ クリミアでタタール語の新TV設立計画 (コメルサント紙 4月3日)
◇ カディロフ首長、連邦内務省と非難応酬 (kommersant.ru 04,24~25)