307号(2014・11・28)

[対文協だより]

* 第130回、第131回研究会開く

 11月5日に対文協第130回研究会を、また11月27日に第131回研究会を霞が関ビル・東海大学校友会館で午後6時からそれぞれ開催した。第130回研究会は、先にモスクワで行われた「第5回日露学術報道専門家会議」の報告会を兼ねて行われた。講師は同会議に参加した法政大学教授・下斗米伸夫氏、早稲田大学名誉教授・伊東孝之氏、麗澤大学教授・真殿達氏の3名で、下斗米教授は「バルダイ会議から戻って」、伊東名誉教授は「プーチンの失敗-『ノヴォロシヤ』をめぐる攻防」、真殿教授は「ウクライナ危機と世界」と題し、それぞれ専門の立場から報告を行った。(本号・特集参照)
また、第131回研究会は武藤顕大臣官房参事官兼欧州局大使を講師に招き、「ウクライナ情勢と日露関係」と題して講演がおこなわれた。武藤氏は、ウクライナ情勢を巡る日露関係の現状と今後の展望などを多角的な視点から解説した。

* 東海大学山田清志学長がアファナシエフ大使と会談

 11月14日金曜日、東海大学山田清志学長が在日ロシア連邦大使館を訪問し、アファナシエフ駐日ロシア連邦特命全権大使との会談を行った。面談は終始和やかな雰囲気で行われ、山田学長は東海大学が今後も日露友好関係の促進に尽力することを述べた。対文協からは渡邉隆司事務局長が同行した。

[特 集]

第130回日本対外文化協会研究会 「日露学術報道専門家会議報告会」より
   「ヤルタ戦略対話とバルダイ会議から戻って」  法政大学教授 下斗米 伸夫
   「プーチンの失敗-『ノヴォロシヤ』をめぐる攻防」  早稲田大学名誉教授 伊東 孝之
   「ウクライナ危機と世界」  麗澤大学教授 真殿 達          

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ プーチン大統領がタス通信と一問一答 <イタル・タス通信 11月23日>