303号(2014・7・31)
[対文協だより]
* 第128回研究会開く
対文協第128回研究会は7月28日午後6時から、霞が関ビル・東海大学校友会館で外交評論家の植田樹氏を講師に招き、「ロシアのフリーメーソン-その思想と行動の軌跡」と題して講演がおこなわれた。植田氏はロマノフ王朝時代から10月革命によるソ連共産党時代を経て今日まで、フリーメーソン思想の影響力を受けたロシアの歴史を多角的に解説、参加者の関心を呼んだ。
* モンゴル大統領を迎え「モンゴルの夕べ」開く
日本経団連とモンゴル政府主催による「モンゴル・ビジネス・フォーラム」に出席するため来日したエルベグドルジ大統領を迎え、「モンゴルの夕べ」が7月23日午後7時から千代田区のホテルニューオータニでフォーラム参加者をはじめ政官界、経済界、民間友好団体関係者ら約300人が出席し盛大に開かれた。会は主催者の在日モンゴル国大使館のフレルバートル大使があいさつ、日本側から江田五月・参議院日本モンゴル友好議員連盟会長が歓迎のあいさつを述べたあと、エルベグドルジ大統領があいさつ、「モンゴルと日本はジンギスハン時代から歴史的に強い絆で結ばれている。今回安倍総理との首脳会談においても政治、経済交流の確立、アジア地域の安全保障、平和へ寄与することで合意しました」と述べ、大きな拍手を受け、次いで両国のますますの発展を祈念し乾杯を行った。対文協からも役員、事務局スタッフが出席した。
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ ラブロフ外相「ロシア国益を侵すウクライナにおける地政学的企て」 に懸念 <コメルサント紙 7月28日>
◇ ロシア外務省と米大統領府が非難の応酬 <コメルサント紙 7月26日>
◇ 複層する情勢にロシアは何をなすべきか アレクサンドル・コノヴァレフ(戦略判断研究所所長)
◇ BRICS5か国が共同出資銀行を創設 <コメルサント紙 7月16日>
[資 料]
「ロシアの過去・現在・未来」
ロシア連邦大使館・連邦交流庁駐日代表部長 コンスタンチン・ヴィノグラドフ