295号(2013・11・29)
[対文協だより]
* 第122回研究会開く
第122回研究会、11月13日(水)午後6時から、先にモスクワで行われた「第4回日露学術報道専門家会議」の報告会を兼ねて行われた。講師は同会議に参加した早稲田大学名誉教授の伊東孝之氏、東京大学教授の久保文明氏、早稲田大学准教授の鄭成氏の3名で、伊東名誉教授は「現代ロシア政治管見-日露学術報道専門家会議に参加して」、久保教授は「最近の米ロ関係をめぐって」、鄭成准教授は「習近平政権下の中ロ関係-さらなる進展の可能性について」と題し、それぞれ専門の立場から多角的な内容の報告を行い、参加者の関心を呼んだ。(本号・特集参照)
*ガスプロム教育センター代表団が来日
ロシア基幹産業のガスプロムに附属する教育センターの代表団が1週間の滞在期間で11月2日に来日した。一行は東海大学と同センターとの協定による学校交流を目的とする研修旅行団で、2010年以来、2年ぶりの来日となった。オリガ・シュレニナ副校長を団長に中・高校生、職員計12名が、東海大学付属高輪台高校、東海大学付属浦安高校を訪問して、お互いの研究成果や自国の文化を紹介するなど活発な交流を行ったほか、各地で日本の文化に触れ、11月8日に帰国した。
[特 集]
「第4回日露学術報道専門家会議」 報告
◇現代ロシア政治管見 早稲田大学名誉教授 伊 東 孝 之
◇最近の米ロ関係をめぐって 東京大学教授 久 保 文 明
◇「習近平政権下の中ロ関係」-さらなる進展の可能性について 早稲田大学現代中国研究所主任研究員・准教授 鄭 成
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ 極東発展省に地域開発の全権を付与 (コメルサント紙 10月25日)
◇ 連邦保安庁、サーバーにデータ提供を要求 (コメルサント紙 10月21日)
◇ グルジア大統領が選挙で平和的に交代 (コメルサント紙 10月12日)
◇ 国旗の掲揚 (論拠と事実 No.46)