278号(2012・6・28)
[対文協だより]
*2012年度ロシア文化フェスティバル・オープニングセレモニー
2006年にスタートし、今年7年目を迎えた「ロシア文化フェスティバルin JAPAN」のオープニング・セレモニーがロシア側組織委員長のナルイシキン下院議長ら関係者を迎えて6月10日、大阪の「帝国ホテル・大阪」で華やかに行われた。ことしは「心のハーモニーをあなたとともに」をテーマに、オペラをはじめ音楽コンサート、民族舞踊合唱団、映画祭、美術展、サーカスなど50を越える豪華なプログラムを全国主要都市で展開する。
なお、開会式に先立って準備のため来日した副委員長のパーヴェル・ホロシロフ連邦文化省副大臣、ロマネンコ・ロ日協会理事長らの歓迎パーティーが7日夕、九段のホテルグランドパレスで行われ、日本側事務局や関係者らと交流、歓談した。対文協からも渡邉隆司事務局長ら事務局スタッフが出席した。
*ロシア新大使を囲む会に参会
5月に着任したロシア連邦のエフゲニー・アファナシェフ新駐日大使夫妻を囲む会が、歓迎宴を兼ね、6月13日午後5時から文京区音羽の鳩山会館で開かれ、主催者の日ロ協会会長の鳩山邦夫衆院議員が歓迎のあいさつを行なった。ばらが満開の庭園で大使夫妻を囲んで歓談し、関係団体と共に対文協からは渡邉隆司事務局長と藤井弘顧問が参会した。
*香取顧問お別れ会開く
4月25日死去された東海大学副理事長香取草之助さん(対文協顧問)の「お別れの会」が6月23日午後1時半から、霞が関ビルの東海大学校友会館で開かれ、東海大学関係者をはじめ故人と交友のあった多くの関係者ら約500人が参列した。
会は松前達郎東海大学総長(対文協会長)が切々としたお別れの言葉を述べた後、遺族を代表して栃下真理さんがあいさつ、病床にあっても常に学園のことを心にかけていたことを披露、参列者に感銘を与えた。引き続き参会者一同遺影が飾られた祭壇に献花、冥福を祈ると共に、それぞれに故人を偲んだ。
[特 集]
◇ ロシア極東からの報告―「我々は分離主義でなく反モスクワだ」
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ 強さの迫力を失ったプーチン大統領 (コメルサント紙 5月17日)
◇ プーチン大統領と「ウラル車両工場」 (コメルサント紙 5月11,19,24日)
◇ 知事公選前にスタボロポリ地方知事解任 (コメルサント紙 5月3日)
◇ 大統領計画の実現方法、再び政府指導型? (論拠と事実 No.23)
◇ 土を掘り起こして、種を撒く人 (論拠と事実 No.16)
[資 料]
大きな政権「大統領府と政府」の顔ぶれ <ブラースチ誌 5月28日号>