274号(2012・2・29)

[対文協だより]

*第108回研究会開く

 対文協の第108回研究会は2月16日午後6時から霞が関ビル・東海大学校友会館で開かれ、評論家で時事総研客員研究員の中澤孝之氏が「ソ連解体20周年にあたり、その遠因に迫る」と題して講演を行った。元モスクワ特派員でソ連・ロシア問題を研究している中澤氏は1時間半にわたり、内外の資料を基に大国ソ連が消滅した経緯、その遠因について詳細に報告、参加者の関心を呼んだ。(別項・特集参照)。

*関係友好団体新年会

 ロシアNIS貿易会(西岡 喬会長)の新春懇親パーティーが2月3日夕、千代田区一ツ橋の如水会館で開かれ、事務局から藤井弘顧問が参加、参会したベールィ・ロシア大使ほか出席した各国大使館関係者や日本側関係者と歓談交流を行った。
 設立45周年を迎えたNPO日本モンゴル親善協会(柳沢徳次理事長)の「2012新年の集い」が2月7日午後6時30分から渋谷区神山町・モンゴル国大使館で開かれ、事務局からは渡邉隆司事務長と藤井弘顧問が参加、10年ぶり2度目の駐日大使として着任したばかりのソドブジャムツ・フレルバータル大使を囲んで歓談交流を行った。

[特 集]

◇ 「ソ連解体20周年にあたり、その遠因に迫る」
     評論家・時事総研客員研究員 中澤 孝之 氏

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ プーチン首相の大統領選関係報道を追う (コメルサント紙から)

◇ 大統領選3候補が反プーチンで結束 (コメルサント紙 2月14日)

◇ ヴェネディクトフ編集長解任へ (コメルサント紙 2月15日)

◇ 5月から地方首長公選復活の法案提出 (コメルサント紙 1月17日)

◇ 大統領府が不人気の州知事を更迭 (コメルサント紙 1月15日)