272号(2011・12・28)

[対文協だより]

*年末のご挨拶

 2011年も残すところあとわずかとなりました。皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年は国内外多端の折、格別のご支援ご指導を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。ニュースレターの引き続きのご愛読と合わせ、来る年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。

*タジキスタン建国20周年記念パーティー

 1991年ソ連邦解体に伴い共和国として独立したタジキスタン共和国の建国20周年記念パーティーが12月7日午後6時半から港区芝・東京プリンスホテルで開かれ、対文協からは役員、事務局スタッフが出席した。

*モンゴル国国家大会議議長歓迎レセプション開く

 参議院議長の招待により来日したD・デンベレル議長を団長とするモンゴル国国家大会議代表団を迎え、衆参友好議員連盟ほか関係友好団体の共催による歓迎レセプションが12月13日午後6時半から、千代田区・ホテルニューオオタニで開かれ、政官界をはじめ経済界、友好団体関係者ら約150名が参加、賑やかに行われた。対文協からも渡邉隆司事務局長ほか役員が出席した。

*東海大学付属高校研修団がガスプロム校を訪問

 対文協のコーディネートで東海大学・ロシアガスプロム校国際文化交流団一行12名が12月12日から22日までロシアを訪問した。モスクワのガスプロム学校教育センター及びヤンブルグ、ノーヴィイ・ウレンゴイで交流を行い10日間の日程を終え帰国した。

*ロシア語を話す子供たちの親のための円卓会議開催

 12月11日東海大学校友会館で、サンクトペテルブルク大学ロシア語検定試験センターおよび日本対外文化協会の主催による「ロシア語を話す子供たちの親のための円卓会議」を開催、ガンナ・シャトーヒナ外務省研修所ロシア語講師の主導のもとに、「ロシア人の親を持つ子供たちは日本でロシア語をどのように活用すべきか、ロシア語検定試験はなぜ必要か」をテーマに話し合いを行った。当日はロシア語を話す子供たちの親32人が出席し、日本ではロシア語を話す各分野の専門家が必要とされるのか、ロシア語検定試験とはどのような試験なのか、日本で生まれ育っている子供たちにロシア語は必要なのか、ロシア語を学べる教育機関はあるのかなど、今後の子供たちのロシア語教育についてのさまざまな問題について意見を交換し合った。

*モスクワ大学国際教育センターから一行来日

 モスクワ大学国際教育センターのヴェーラ・ステパネンコ副所長とワレーリ・チャースニフ研修担当が来日、11月30日に東海大学国際戦略本部と同大学の冬季研修プログラムについて打合せを行った。対文協は同研修プログラムの連絡、調整などを担当する。

[特 集]

◇ 「在日特派員から見たロシアの内政・外交の現状と展望」
     ― イタル・タス通信 アジア太平洋総局長・東京支局長 ワシーリ・ゴロヴニン 氏 ―

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ 「統一ロシア」、下院議席の過半数は確保 (コメルサント紙 12月6日)

◇ 戦略立案センターが政治的危機を予想 (コメルサント紙 11月11日)

◇ ロシアが米ミサイル防衛への対抗措置 (コメルサント紙 11月24日)

◇ 下院選直前の3カ国「統合」協定調印 (コメルサント紙 11月19日)

◇ 独映画「ホドルコフスキー」上映中止 (コメルサント紙 11月22日)

◇ ロシアは「汚職」輸出で世界トップ級 (コメルサント紙 11月3日)

◇ 大学生ハイブリットカー (論拠と事実 No.48)

◇ ロシア正教古儀式派信徒、最後の一人 (論拠と事実 No.48)