271号(2011・11・30)
[対文協だより]
*第107回研究会開く
対文協第107回研究会は11月24日午後6時から東海大学校友会館で開かれ、イタル・タス通信のワシーリ・ゴロヴニン東京支局長が、「在日特派員から見たロシアの内政・外交の現状と展望」と題して、選挙シーズンに入ったロシアの政局を中心に約1時間講演した。そのあと、参加者からの質問にきめ細かく応え、経済交流は活発化の傾向にある一方、日ロ間の外交関係はなお厳しい状況にあると述べた。
*東海大学付属高校とロシア・ガスプロム校との交流実施に協力
12月12日(月)から21日(水)までの日程でロシア・ガスプロム校との国際文化交流に出発する東海大学付属高校の生徒と、その保護者への事前説明会が11月19日(土)に東海大学高輪キャンパスで行われた。対文協から職員が事前説明会に参加した。
東海大学付属高校の生徒はモスクワ市とノーヴィイ・ウレンゴイ市を訪問し、ロシアへの知識を深め、ロシアの生徒と異文化交流を通じて、日本文化を紹介する予定である。
*カザフスタン共和国独立20周年記念レセプション
ソ連邦解体に伴い独立したカザフスタン共和国の独立20周年記念レセプションが11月30日午後6時30分からホテル オークラ東京で開かれた。対文協から渡邉隆司事務局長ほかが出席した。
《お知らせ》
◇ 柔道教育ソリダリティー(山下泰裕理事長)主催 第11回講演会
第1部 震災を柔の心で乗り越える-宮城県石巻柔道協会からの報告-木村清徳、寺澤豊志
第2部 柔道を通した日露交流を語る-松前重義博士からプーチン首相まで-山下泰裕
2011年12月5日(月) 18:00〜19:30 参加費1,000円
霞ヶ関ビル35階 東海大学校友会館 富士の間
※ご連絡は東海大学山下泰裕研究室まで ☎0463-58-1211(内線3525)
[特 集]
◇ 「我が国とロシア・中央アジアを巡る二国間通商関係の現状と課題」
― 警察庁国際課国際協力室長 原 幸太郎 氏 ―
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ プーチン、復帰決定と政権構想を語る (ブラースチ誌 10月18日)
◇ プーチン:ユーラシア同盟創設を提唱 (コメルサント紙 10月5日)
◇ メドベージェフ:「大きな政府」目指す (コメルサント紙 10月20日)
◇ ドモジェドボ空港テロ犯、トルコに死す (コメルサント紙 10月27日号)
◇ ロシア財政の石油価格依存度は? (ブラースチ誌 10月24日)
◇ ボリショイ劇場のリニューアル (論拠と事実 Web版 10月29日)
◇ イエティの足跡とワルーエフ (論拠と事実 No.41)