268号(2011・8・31)

[対文協だより]

*2011年度日本ロシア学生会議日程決まる

 2011年度の「第23回日本ロシア学生会議」(影山遥平実行委員長=早大政経学部)は8月13日から27日までの2週間にわたりロシア極東のハバロフスクとウラジオストクでの開催が決まり、その結団式が8月6日午前10時半から、新宿区の早稲田奉仕園・リバティホールで開かれ、影山委員長から会議日程と参加者の紹介が行われた。
 今回の日本側参加者13名で、8月12日成田を出発、経済、エネルギー問題、文化・ スポーツ交流の3分科会に分れそれぞれ討議、ホームスティなどを含め交流を行い、同28日帰国の予定。なお、結団式には対文協ほか協力団体からそれぞれ関係者が出席した。

*ロシア文化フェスティバル2011開く

 6年目を迎えた「ロシア文化フェスティバル2011 in Japan」は7月2日函館におけるオープニング・パーティーを皮切りに開幕したが、東京では「モスクワこども人形劇場」(新宿・プーク人形劇場)、ロシア・コレクション明治写真展「失われた日本」(銀座・洋協ホールギャラリー)及び新生ロシア連邦20周年「明るいロシアの今を伝える RUSSIA NOW」(東京交通会館・ゴールドサロン)の二つの写真展が開かれ、それぞれ日ロ関係者が出席してオープニングセレモニーが行われた。

*2011年度ロシア語検定試験実施

 10回目を迎えた2011年度「ロシア語検定試験」(ロシア連邦教育科学省認定)は8月26日、28日、29日の三日間、港区高輪の東海大学高輪校舎で行われた。今回の受験者は72名で、今年は入門レベルから第3レベルまでの5段階に挑戦した。
 今回は試験官としてサンクトペテルブルク大学・ロシア語検定試験センターからマリーナ・ルシュコーフスカヤ、タチヤーナ・シュートワ両試験官が来日、日本側試験官と共に試験に対応した。

*駐日モンゴル国大使送別会

 駐日モンゴル国のレンツェンドー・ジグジッド大使はこのほど5年にわたる任期を終え帰国することになった。日本モンゴル親善協会をはじめ衆参の友好議員連盟ほか関係諸団体による大使を送る会が8月26日午後5半から、千代田区霞が関ビルの東海大学校友会館で行われ国会議員をはじめ経済界、民間友好団体関係者ら約150名が参加、公使時代を含め7年間、日本・モンゴルの関係発展に尽くした功績に対し多くの賛辞が寄せられ、約2時間和やかな雰囲気のうちに閉会した。
 対文協のからは尾郷、山田両専務理事のほか、渡邉事務局長、藤井顧問の事務局スタッフが出席した。

[特 集]

◇ 「カザフスタンの日本との関係および国際社会に対する貢献」
            ―アクルベク・カマルディノフ カザフスタン大使 講演要旨―

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ 大統領、首相それぞれ経済計画を主導 (コメルサント紙 7月12日)

◇ 政権与党の下院3分の2獲得は不可能? (コメルサント紙 7月21日)

◇ 共産党は「全ロ人民義勇軍」を呼びかけ (コメルサント紙 7月18日)

◇ 人民自由党が法務省の登録拒否を提訴 (コメルサント紙 7月15日)

◇ ダゲスタン大統領府情報局長暗殺さる (コメルサント紙 7月29日)

◇ 憲法裁が公務員の意見表明を認める (コメルサント紙 7月1日)

◇ 外人労働者迫害の民族主義集団に判決 (コメルサント紙 7月12日)

◇ マグニツキー弁護士獄死事件の再捜査 (コメルサント紙 7月6日)

◇ 父親の徴兵が免除される条件 (論拠と事実 No.25)