261号(2011・1・31)

新年あけましておめでとうございます。
― 今年もご愛読、ご支援よろしくお願いいたします。―

[対文協だより]

※ 対文協2011年賀詞交歓会開く

 日本対外文化協会の2011年「新春賀詞交歓会」は1月27日午後6時半から、霞が関ビル・東海大学校友会館で開かれ、会員をはじめ関係各友好団体、マスメディア、官・経済界や交流関係にあるロシア連邦大使館ほか在京在日大使館員ら約160名が出席した。
 席上松前達郎会長があいさつ「2011年は対文協の創立45年目に当たります。ことしも国内にとどまらず、日本をとりまく情勢は厳しいものがあります。社会は時代と共に変遷、いまやインターネットの時代であります。国際交流も時代に即応した形を考える必要があると思います。対文協は今後とも学術・文化の交流を通じて創立の理念である“平和な世界”を旗印に、新しい気持ちで活動を続けて参る所存です。皆様の変わらぬご支援を切にお願い申し上げます」と述べた。
 次いで、第100回記念特別研究会を終えた鳩山由紀夫前総理の来賓あいさつのあと、東京ドイツ文化センターのライムント・ヴェルデマン日本統括代表の発声により乾杯、歓談に入った。会場は特別参加のモスクワ大学、ロシア極東連邦大学、フンボルト大学の学生を交え随所に交流の輪が展開され、8時半すぎ盛会裡に閉会した。

※ 第100回記念特別研究会開く、鳩山前総理講演

 100回目を迎えた対文協研究会は2011年初の研究会として、1月27日午後5時から千代田区・霞が関ビルのプラザホールで鳩山由紀夫前総理を講師に迎え記念講演会を行った。鳩山前総理は「民間交流への期待と政治の役割」と題し約1時間講演、「二国間交渉に当たってはまず当時者同士の信頼関係が不可欠で、日ロ間においては日本対外文化協会をはじめ日本・ロシア協会、日ロ交流協会などが、日頃それぞれの分野において活発に活動され、信頼関係の醸成に努めておられることに敬意を表したい。両国間の難問解決には民間交流への期待は大きい」と述べ、民間交流団体のより活発な活動を容易にするための寄付行為の免税などの税制措置が急務であると語り、参会者の関心を呼んだ。

※ ブルガリア首相歓迎会

 政府の招きで来日したブルガリアのボイコ・ボリソフ首相一行の、日本ブルガリア協会(松前達郎会長)主催による歓迎会が1月23日午後6時30分から、霞が関ビル・東海大学校友会館で開かれた。代表団はボリソフ首相のほか外務大臣、経済大臣ら一行35名で、席上松前会長は歓迎のあいさつを行った後、ボリソフ首相、ラシドフ文化大臣と今後の交流について意見を交わした。
 なお、この後25日午後6時30分から代々木のブルガリア大使公邸で歓迎レセプションが行われ。対文協から藤井弘、山田清志両専務理事、濱田靖子常務理事らが出席した。

※ 関係友好団体新年会

 NPO日本モンゴル親善協会(柳沢徳次理事長)の「2011新年の集い」が1月25日午後6時30分から渋谷区神山町・モンゴル国大使館で、NPO日ロ交流協会(有馬朗人会長)の「日ロ合同新年会」が26日午後6時から港区麻布台・ロシア連邦大使館大広間で開かれ、それぞれ新年を祝った。対文協からはそれぞれ事務局スタッフが参加した。

[特 集]

◇ 「ホドルコフスキー受刑者なお7年服役」
                <ネット新聞gazeta.ruから> <ブラースチ誌12月13日号>

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ 大統領教書の主題は「主権的人口学」 (コメルサント紙 12月1日)

◇ プーチン、政権与党下院選リスト筆頭に (コメルサント紙 12月20日)

◇ 補佐官が大統領の再選意欲を語る (コメルサント紙 12月11日)

◇ 民主派新党結成、登録は当てにせず (コメルサント紙 12月14日)

◇ ロシア版GPS衛星3個打ち上げ失敗 (コメルサント紙 12月6日)

◇ プーチン首相、サッカーファン代表に会う (コメルサント紙 12月22日)

◇ 元在米ロシア人スパイ、石油大手に就職 (コメルサント紙 12月13日)

◇ ロシアのスーパーコンピューター (論拠と事実 No.49)

◇ フィギュアスケートコーチ、タラソワ (論拠と事実 No.51)

◇ ヒムキの森は蘇るのか (論拠と事実 No.51)