260号(2010・12・28)
[対文協だより]
※ 年末のご挨拶
2 010年も残すところあとわずかとなりました。皆様におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
本年は国内外多端の折、格別のご支援ご指導を賜り、まことに有難く厚く御礼申し上げます。ニュースレターの引き続きのご愛読と合わせ、来る年の皆様のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
※ 第99回研究会開く
本年最後の第99回対文協研究会は12月7日午後6時から東海大学校友会館で、キルギス国会議員選挙の国際監視団に参加した、日本キルギス交流協会の浜野道博理事を講師に迎えて「キルギスをとりまく内外情勢」について話を聞いた。
浜野氏は選挙の施行状況と合わせ、一部映像をまじえ豊富なデータをもとに暫定政権をめぐる国内情勢と周辺各国の反応および日本との関係について約一時間半にわたって講演、参加者の関心を呼んだ。(別項・特集参照)
※ ロシア文化フェスティバル2010クロージング・パーティー
国立モスクワ音楽劇場のバレエ・コンサートを皮切りに4月からバレエ、音楽、絵画、映画祭、文化講演など多彩なプログラムを展開した「ロシア文化フェスティバル’10」は全国48都市で100万人を超える観客を動員、成功裏にすべての行事を終えた。12月9日には上野の東京文化会館で行われたレニングラード国立バレエ団の公演に引き続いて午後9時からロシア側組織委員長のナルイシキン大統領府長官をはじめ両国の組織委員や関係者ら約100名が出席してクロージング・パーティーが行われた。
当日はパーティーに先立ち、公演の幕間にナルイシキン長官と河野雅治駐ロ大使が舞台に立ち、あいさつを行い、成功を祝してエールを交換した。パーティーではナルイシキン長官と日本側を代表して栗原小巻組織委副委員長があいさつを述べ、全員で乾杯し、出演者を交えて歓談・交流を行い10時半すぎに散会した。
※ 日ロ協会年末恒例親善パーティー開く
日本・ロシア協会(鳩山邦夫会長)の「年末恒例パーティー」が12月14日午後6時から麻布台のロシア連邦大使館で行われ、民間友好団体関係者や大使館員ら多数が出席、日本語、ロシア語交互の会話が賑やかな会場を盛り上げた。対文協からは渡邉隆司事務局長が出席した。
※ 新年行事のご案内
●研究会第100回記念特別講演会
講師: 前総理大臣・衆議院議員 鳩山由紀夫 氏
日時: 2011年1月27日(木)午後5時〜6時
場所: 霞が関プラザホール(霞が関ビル1階)
●新春・賀詞交歓会
講師: 前総理大臣・衆議院議員 鳩山由紀夫 氏
日時: 2011年1月27日(木)午後6時30分〜8時30分
場所: 東海大学校友会館「朝日の間」(霞が関ビル35階)
ご案内状は新年にお送りいたします。皆様のご出席をお待ちいたします。
[特 集]
◇ キルギスをめぐる内外情勢―キルギス国会議員選挙国際監視団に参加して―
日本キルギス交流協会理事 浜 野 道 博
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ 「コメルサント」記者、凶暴な襲撃に遭う (ブラースチ誌 11月15日)
◇ 大統領のクリール訪問で対日関係悪化 (ブラースチ誌 11月8日)
◇ 下院、カチンの森事件でスターリン初批判 (コメルサント紙 11月27日)
◇ 2018年に向けて、なにをどうするのか (論拠と事実 No.48,49)
◇ アルプスのライバルとなりうるロシアのスキー場 (論拠と事実 No.47)
◇ 日本のチェブラーシカ (ブラースチ誌 11月22日)