259号(2010・11・30)
[対文協だより]
※ 対文協第98回研究会開催
対文協主催の第98回研究会は「ロシアビジネス・ローの現状と展望」をテーマに、11月8日午後6時から、霞が関ビル・東海大学校友会館で開催された。講師にロンドン大学教授・弁護士・ソリシター(イングランド&ウェールズ)の小田博氏を招き、日本では聴く機会が少ないロシア商事法についての話を聞いた。
小田氏はミュンヘン大学客員教授、チューリッヒ大学客員教授などを歴任し、IOC国際商事仲裁裁判所日本メンバーで、ストックホルム商事仲裁裁判所仲裁人、ロシア国際商事仲裁裁判所仲裁人を務め、ロシア法の専門家として日本企業のロシアにおける資源開発プロジェクトに関与し、ロシア投資法に関するリーガル・サービスの提供また日本企業とロシア企業との紛争処理に関する法的助言など行うなどロシア商事法分野で活躍している。
講演は参加者の関心を呼び、有益な研究会であった。(別紙・講演パワーポイント資料参照)
※ モンゴル国大統領歓迎レセプションに出席
日本政府の招きで来日したTs.エルベクドルジ・モンゴル国大統領の歓迎レセプションが、日本モンゴル友好諸団体主催により11月18日午後6時半からホテルニューオータニで開催され、政府、各界関係者が多数出席、交流を深めた。日本対外文化協会からは藤井弘専務理事と渡邉隆司事務局長が出席した。
[特 集]
◇ 「ソビャーニン新市長のモスクワ改革」
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ プーチンVSメドベージェフ問題浮上 (モスコータイムス 11月1日)
◇ カリフォルニアの「スコルコヴォ」協力 (コメルサント紙 10月12日)
◇ ロシアとキプロスが税制優遇を継続 (コメルサント紙 10月8日)
◇ クレムリン人権擁護担当にメディア出身者 (コメルサント紙 10月13日)
◇ 故郷チェチェンを訪れたスルコフ次官 (ブラースチ誌 11月1日)
◇ チェルノムイルジンに別れを告げる (論拠と事実 No.45)
◇ バイカルの味方 (論拠と事実 No.37)
◇ リーダーのポケットの中身 (論拠と事実 No.42)
◇ ウクライナとの橋は必要か (論拠と事実 No.42)