253号(2010・5・30)

[対文協だより]

※ 2010年度・第43回定時総会開く

 日本対外文化協会の2010年度・第42回定時総会は5月21日午後4時から、霞が関ビル・東海大学校友会館で、松前達郎会長ら役員、会員40名(委任50)が出席、理事会と合わせ開催した。会議に先立ち松前会長が、「創立以来半世紀に近く、21世紀に入り早10年、世界の情勢も大きく変わりつつあります、そういう点を含め念頭におきながら、創立の理念を踏まえ、会員各位のご理解と協力を得ながら、学術文化交流を中心に国、地域の交流活動を展開し、平和確立のため前進していきたいと思います。」とあいさつした。
 議事は石原萠記副会長の議長により進行、2009年度事業・財政・監査の報告事項を一括承認の後、2010年度の事業計画ならびに財政計画案を審議、全会一致で承認された。

※ 新事務局長に渡邉隆司氏就任  
  
 日本対外文化協会は21日の定時総会で、会長指名により新事務局長に渡邉隆司理事(元東海大学国際課長)を選出、4月1日付就任を承認した。

※ モスクワ大学代表来日 
   
 モスクワ大学国際教育センターのワレーリ・チャースニフ研修担当とイリーナ・マログラーゾフ契約・発展部長が5月20日来日、東海大学国際戦略本部を訪問、国際連携課との間で、モスクワ大学と東海大学の研修交流について実務協議を行い、意見を交換した。

※ カザフスタン教育代表団来日 
   
 カザフスタン共和国の大統領府付属国際中等・高等学校組織「オルケン」の代表団が5月5日来日した。一行はクリャシュ・シャムディノワ責任者を団長にアルマグル・ベイセケーエワ企画部長、リャザアト・アビシェワ法務部長の3名で、6日午前は東海大学湘南キャンパスを訪問し、学校法人東海大学の組織の説明を受けた。午後は、対文協橘克子渉外担当の案内で、港区の東海大学付属高輪台高校を訪問、中高一貫教育システムを視察、高輪台高校の片桐知己副校長と同中等部の小林潔教頭と懇談した。
なお代表団は同日夜、霞が関ビル・東海大学校友会館で行われた歓迎夕食会に出席、カマルジノフ駐日カザフスタン大使を交え、山田清志東海大学国際戦略本部長(対文協専務理事)ら同大関係者らと今後の交流について意見を交わした。代表団は7日帰国した。

[特 集]

◇ 「キルギス政変―チューリップ革命第2幕」<コメルサント紙>

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ モスクワ地下鉄テロで一連の対策強化 (コメルサント紙 4月1日、26日)

◇ モスクワ地裁の著名判事暗殺さる (コメルサント紙 4月13日)

◇ 現役勤務兵士を契約軍人と同待遇に (コメルサント紙 4月22日)

◇ 親政権青年組織「ナーシ」に女性リーダー (コメルサント紙 4月16日)

◇ グルイズロフ下院議長「独特の政権」   (ブラースチ誌 3月29日)

◇ ホドルコフスキー裁判こぼれ話」 (ブラースチ誌 4月19日号)