247号(2009・11・30)
[対文協だより]
※ 第90回研究会開く
対文協第91回研究会は、元外務省国際情報局長で前防衛大学教授の孫崎享氏を講師に迎え、11月11日午後6時から、東海大学校友会館で開催した。孫崎元大使は本省では情報分析課長、国際情報局長を務めるなど主に情報分野を専門としていただけに、在外勤務における貴重な経験をふまえ「対米・中・露外交をいかにすべきか」と題して、日米同盟、東アジア共同体に伴う対中外交、平和条約に向けての対ロ外交について一時間にわたって講演、とくに北方領土問題については、“客観的”持論を述べ、出席者との間で白熱した質疑が交わされ、熱気ある研究会となった。(別項《特集》で概要収録)
[特 集]
◇ 「対米・中・露外交を如何にすべきか」
前防衛大学教授・元外務省国際情報局長 孫 崎 享 氏
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ 統一地方選めぐり下院三野党が総退場 (ブラースチ誌 10月19日号)
◇ 手に負えぬ「反シャシリク」運動 (ブラースチ誌 10月12日号)
◇ ロシアには信心深い人が多い (論拠と事実 №43)
[焦 点]
日米摩擦の拡大を招く「普天間基地」移転問題
加藤 順一氏(ジャーナリスト)