240号(2009・4・30)

[対文協だより]

※ 対文協研究会開く 
  
  第85回研究会は経済産業省大臣官房国際調査担当の片瀬裕文参事官を講師に迎えて4月14日午後6時から霞が関ビル・東海大学校友会館で行った。今回のテーマは「ロシア経済と日露経済関係」で、片瀬参事官は豊富な資料をもとにロシア経済の現状と今後について、ロシアの金融・景気対策、貿易・投資関係さらにエネルギー問題について講演、引き続き質疑ならびに意見交換を行った。


※ モスクワ大学で記念フォーラム開く 
 
  ロシア科学アカデミー会員でモスクワ大学総長のビクトル・サドーヴニチイ博士の古希を祝う記念フォーラム「21世紀の大学:教育・科学・文化」が誕生日に当たる4月3日、レーニン丘のロモノーソフ記念モスクワ国立大学の大講堂で開かれた。

  ロ会議にはサドーヴニチイ総長の古希を祝って、世界各国の主要大学から代表者多数が参加し、サドーヴニチイ総長の記念講演に続き、熱のこもった意見交換が行われた。日本からも多くの大学が参加したが、東海大学からは松前達郎総長に代わって山田清志・国際戦略本部長(対文協常務理事)が出席した。

[訃報]

※ 大内 力 顧問死去 

  対文協顧問の大内力氏(東京大学名誉教授)は4月18日、肺炎のため死去。90歳。同氏はマルクス経済学者として知られ、日ソ経済学者会議に参加するなど学術交流に努めた後、1986年から、平和経済計画会議理事長として対文協の顧問をつとめていた

  謹んでご冥福をお祈りいたします。

[特 集]

◇ 「ロシア経済と日露経済関係」
   経済産業省・国際産業調査担当参事官 片瀬 裕文

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ ラブロフ・クリントン・ロ米外相会談 (コメルサント紙 3月7日)

◇ ロシア北極軍を創設へ (コメルサント紙 3月27日)

◇ ボルガ自動車工場に250億Rの国家支援 (コメルサント紙 3月31日)

◇ ウラジオストクで新しい抗議プラカード (コメルサント紙 3月16日)

◇ チェチェン反テロ作戦終結へ (コメルサント紙 3月26日)