224号(2007・12・20)

[対文協だより]

※ 第75回研究会開く 

  「例の第75回対文協研究会は、12月5日午後6時から霞が関ビル・東海大学校友会館で行われた。今回は9月にモスクワで行われた「第5回日ロ学術・報道関係者会議」(日本対外文化協会ほか主催、国際交流基金助成)の報告をかね、「下院選挙とロシア内政・外交の行方」と題し、会議に参加した法政大学教授・下斗米伸夫、NHK解説主幹・山内聡彦、時事通信外信部長・名越健郎の三氏がパネラーとなり、それぞれのテーマにより報告した。この後参加者との質疑にうつり、下院選挙にともなうプーチン大統領の後継者に関心が集まっているだけに活発な質疑が展開、ことし最後の研究会を締めくくった。(内容は特集参照) 

[特 集]

◇ 「下院選挙とロシア内政・外交の行方」

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ 国家機関の内紛さらに激化 (モスコー・ニュース露語版 11月23日号)

◇ ペテルブルクTVに全国ネットを認可 (コメルサント紙 11月6日)

◇ 武器などハイテク産業の持ち株会社設立 (コメルサント紙 11月27日)

◇ 恐れは社会を救わない:死刑復活はあり得るのか (モスコー・ニュース 45号)

◇ 死刑制度は民主主義とは関係ない (モスコー・ニュース 45号)

[資 料]

※ 第5ロシア議会(下院)議席の構成
   <コメルサント紙 8月4日>

[焦 点]

※ 北東アジアの軍事バランスと迎撃ミサイル
   対文協常務理事  加藤 順一