205号(2006・5・20)

[対文協だより]

※ 松前会長にロシア連邦友好勲章

  ロシア大統領令第192号により受賞が決まった、松前達郎会長(東海大学総長)に対する「ロシア連邦友好勲章」の授与式が5月11日午前11時から港区麻布台のロシア連邦大使館で行われた。

  授与式はロシュコフ大使が受賞にいたる功績の紹介を兼ねたあいさつの後、大統領令が読み上げられ、大使から松前会長に手渡された。この後松前会長をはじめ同時に受賞した斉藤斗志二衆院議員(日ロ協会理事長)ほか4人の受賞者からそれぞれお礼のスピーチがあり、ロシュコフ大使の発声で参会者と共にシャンパンで乾杯、受賞を祝った。

  なお当日は会長夫人をはじめ、東海大学、対文協関係者多数が列席、大使や松前会長を囲んで歓談が行われた。


※ 初の日ロ学生対話集会開く

  今夏、東京で第18回日露学生会議が開かれるのを前に、対文協主催による「日ロ学生対話集会」が5月13日午前11時から、霞が関ビルの東海大学校友会館で行われた。この対話集会は初の試みで、ことしの日露学生会議の委員長を務める田中茉莉さんをはじめ明治大学、上智大学、東海大学、山梨大学の学生11名のほか、現在東海大学に留学中のモスクワ大学の学生7名が参加した。

  集会は加藤順一事務局長が対話集会の趣旨についてのあいさつのほかは、後は学生主導により進行、立食による昼食を交えながら2時間半にわたって交流、和やかな内にも実のある集会となった。閉会に当たって参加者全員による記念撮影が行われ、それぞれにメールアドレスの交換など、再会を約して散会した。

[特 集]

◇苦悩するロシア財界

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ イルクーツク州でも民族管区の統合 (コメルサント紙 4月18日)

◇ 統一ロシア幹部がイズベスチヤ紙入り (コメルサント紙 4月27日)

◇ ロシア人の45%がプーチン三選を望む (コメルサント紙 4月12日)

◇ ホドルコフスキー受刑囚、独房へ (コメルサント紙 4月19日)

◇ ユコス社長代行、就任5日後に逮捕 (コメルサント紙 4月7日)

◇ フルセンコ教育相の敗北 (モスコウ・ニュース 11号)

◇ ロシアの宗教信者は何人? (論拠と事実 No.11)

◇ キャビアは搾乳方法で (論拠と事実 No.16)

◇ モスクワ大学の火災で学生二人死亡 (コメルサント紙 4月22日)

◇ 日本はどこよりも身近な存在 (論拠と事実 No.18)

[焦 点]

※ 日米関係で軍事ばかり突出してはいないか
    対文協常務理事  加藤 順一