197号(2005・9・20)

[対文協だより]

※ 石原副会長、藤井専務理事訪中

  藤井弘専務理事は、石原萠記副会長が代表を務める「情報化社会を考える会」による第5次文化経済交流訪中団に参加、8月28日から1週間中国沿海部4都市を訪問、9月3日帰国した。

  代表団は荒木浩・東京電力顧問を団長に大林主一・東京中日新聞相談役、石原代表(対文協副会長)、花田紀凱・「will」編集長ほか経済、労働、マスコミら各分野からの15名で、深せん、広州、杭州および上海を訪問、各地で交流を行った。

  深せんでは日本企業も進出しているハイテクセンターと中国一の大亜湾原子力発電所を視察、広州と杭州では各電力局(社)幹部とエネルギー問題について意見を交わした。杭州では王国平杭州党委書記と会見したほか、上海では甫東新都市地区を視察したほか、上海メディアと交流、愛知博に次いで2010年の開催が予定されている「2010上海万博」事務局を訪問した。


※ 都甲元駐ロ大使、望星講座で講演る

  開塾70周年を迎えた東海大学・望星学塾は17日、都甲岳洋元駐ロ大使(三井物産特別顧問)を迎えて記念特別講演会(日本対外文化協会協賛)を開いた。

  同氏は「隣国ロシアとの関係」と題して1時間半にわたって講演した。

  都甲氏は日ロ修好150周年を迎えたソ連・ロシアについて交流の歴史を多角的に語った。講演は日ロ関係の複雑さを語ると同じに、在任中の首脳会談におけるエピソードを交えたもので、参加者の興味を引いた。その中で特に、過去の遺産を克服し新たな日ロ関係の構築を進める段階にきていると延べ、参会者に深い感銘を与えた。

[特 集]

 中ロ合同軍事演習「平和の使命2005」
   コメルサント紙 8月24日

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ 石油の値上がりで国家予算案を修正 (コメルサント紙 8月18日)

◇ ロシア・ポーランド関係が悪化 (コメルサント紙8月11日)

◇ ロシア成人人口の60%が貧困 (論拠と事実 No.33)

◇ ガソリンは年初から5.1%の値上がり (論拠と事実 No.35)

[焦 点]

※ 「外交における「言葉」の魔術  
    対文協常務理事  加藤 順一