181号(2004・6・15)
[対文協だより]
※ 対文協定時総会・理事会開く
対文協2004年度(第37回)定時総会は5月27日午後4時から、霞が関ビル・東海大学校友会館で松前達郎会長ほか役員、会員ら43名が出席して開かれた。
議事は石原萠記副会長が議長となり、理事会と同時進行の形で行われ,2003年度の事業および収支決算報告並びに谷越安男監事による同監査報告を承認の後、2004年度事業計画並びに予算計画について審議を行い、一部役職異動に伴う理事の交代と高野二郎・東海大学学長の常務理事選出について、いずれも全会一致で承認、同5時すぎ閉会した。
※ 第54回研究会ロシア新大使を迎えて開く
対文協恒例の第54回研究会は5月19日午後3時から霞が関ビル・東海大学校友会館で新任のアレクサンドル・ロシュコフ・ロシア連邦大使を講師に迎えて行った。大使は北朝鮮をめぐる6者協議のロシア代表をつとめ、2期目に入ったプーチン政権の対日政策の代表だけに関心を呼び、会員のほか一般参加者やマスコミ関係者ら約80人が出席、3人の元・前の駐ソ・ロ大使らも姿を見せ大使とあいさつを交わした。
大大使は本題に先立ち松前重義前会長を称え、対文協の活動を高く評価した後、予定をオーバーして約1時間半にわたって「新しい日ロ関係の発展を求めて」と題して講演、その中でプーチン大統領の訪日時期についてふれ、来年2月以降になることを示唆注目を引いた。とくに大使の講演は、前々日信任状捧呈を済ませたばかりで、公式の第一声とあって テレビや翌日の朝刊各紙でも取り上げられた。(講演内容は別項<特集>参照
※ ロシア連邦建国記念レセプション
ロシア連邦ナショナルデー記念レセプションが6月11日正午から港区麻布台のロシア連邦大使館で開かれ、対文協からも役員、関係者多数が出席した。
[特 集]
第54回研究会 「新しい日ロ関係の発展を求めて」
ロシア連邦特命全権大使 アレクサンドル・P・ロシュコフ
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ ロシア民族は10年で2百万人減少した (論拠と事実 No.19)
◇ チェチェン大統領選は8月29日に (コメルサント 5月22日)
◇ グルジア新政権、国家再統一に着手
◎アジャリア(自治共和国)を制圧 (コメルサント 5月7日)
◎南オセチア(自治州)でも軍事行動 (コメルサント 6月1日)
◇ ロシア系官僚を締め出すトルクメニスタン (イズベスチヤ 6月2日)
◇ CISから追放すべきか? (イズベスチヤ 6月2日)
[焦 点]
※ 「日露賢人会議で何が語られたか」
対文協常務理事 加藤 順一