178号(2004・3・15)

[対文協だより]

※ 第52回研究会開く

  対文協恒例の第52回研究会は2月24日、午後6時から霞が関ビル・東海大学校友会館で、雑誌「AERA」スタッフライターの田岡俊次氏を迎え、戦後史の節目ともいわれる自衛隊のイラク派遣問題をテーマに開催した。

  田岡氏は軍事専門家の立場から、国論が二分されている問題を鋭く解明、イラクにおける米軍の現状や自衛隊の悩みについての話には、参会者は興味深く聞き入っていた。


※ 松前会長喜寿を祝う会開く

  松 前達郎会長・東海大学総長は2月19日、77歳の誕生日を迎えたが、東海大学学園主催による「喜寿を祝う会」が同20日午後6時30分から、東海大学校友会館で開かれた。当日は内輪の会ながら学園関係者のほか各団体の関係者ら200人が出席、参会者を代表して後藤亘エフエム東京社長(対文協副会長)がお祝いの言葉を述べ、松前総長のご健勝とますますの活躍を祈念して乾杯、総長ご夫妻に花束と記念品が贈られ、松前総長を囲んで和やかな歓談が行なわれ、8時すぎお開きとなった。


※ ロシア新駐日大使着任

  パノフ大使の後任としてロシア連邦の新駐日大使となったアレクサンドル・ロシュコフ氏は3月12日着任した。ロシュコフ新大使はかねてから駐日大使への就任がよていされていたが、正式任命直前まで北朝鮮をめぐる6カ国協議のロシア代表を務めていた。

[特 集]

  イラク派遣と自衛隊の悩み
      アエラ・スタッフライター 田岡俊次氏

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ 「皇帝のパスハの卵」ロシアへ (コメルサント紙 2月5日)

◇ 15億ドルに成長したロシア図書市場 (イズベスチヤ 2月27日)

◇ モスクワとグロズヌイは全く別の世界 (論拠と事実 No.5)

◇ シェレメチェボ空港の民営化 (論拠と事実 No.6)

◇ ロシア流映画館 (論拠と事実 No.8)

[資料]

◇ ロシアの武器輸出が過去最高に
   <ブラースチ誌 2月2日号>
◇ ロシア連邦・プーチン政権
   第2次内閣一覧

[焦 点]

※ 「取材ルール」という名の自粛過剰
    対文協常務理事  加藤 順一