169号(2003・6・15)

[対文協だより]

※ ロシア連邦ナショナルデー、レセプション

  6月11日、ロシア連邦の「ナショナルデー」レセプションが都内麻布台のロシア連邦大使館で行なわれ、在京各国大使や国会議員をはじめ官界、経済界のほか民間交流団体関係者ら多数が出席、対文協からも石原萠記副会長をはじめ安東健児、平野裕常務理事、宮脇磊介理事のほか事務局から藤井弘専務理事と加藤順一専務理事・事務局長らが出席した。


※ MGUヴィハンスキー教授、学部長に昇任

  ロ国立モスクワ大学経済学部教授で、同大の高等ビジネススクール校長のオレーグ・ヴィハンスキー教授が、このほど「高等ビジネススクール」の学部新設に伴い、5月27日同学部の初代学部長に就任した。

  ヴィハンスキー教授の学部長昇任は、高等ビジネススクールがモスクワ大学機構の中で確固たる地位を得たことの証左で、対文協ではこれまで対文協派遣の研修生受入れに貢献された同教授の昇任を祝って、松前会長、尾郷専務理事、加藤事務局長の連名によるお祝いのメッセージを送った。


※ 次回研究会「イラク戦争後の北東アジアと日ロ関係」、25日開催予定

  対文協第48回研究会は、4月10,11日の両日モスクワで開催された第1回「日ロ学術・ジャーナリスト会議」の報告会を兼ねて、同会議座長をつとめた下斗米伸夫・法政大学教授らをパネラーに迎え、6月25日午後5時半から霞が関ビル・東海大学校友会館で開催する。

[特 集]

※ ◇ 対文協「日ロ学術・ジャーナリスト会議」代表団報告 Ⅱ

    ◇  伝説の都、ボルガ川のサマラ 評論家・対文協常務理事 平野裕

    ◎ 宇宙ロケット生産工場
    ◎ もう一つの首都になる
    ◎ スターリンのバンカー
    ◎ 閉鎖された大工業都市
    ◎ 「無名」の街と囚人部隊
    ◎ 文化の香り残す旧市街
    ◎ 日本大使館跡を訪ねる
    ◎ 総合経済力は全ロ第3位
    ◎ アイドルはオペラ歌手

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ プーチンの所得倍増計画 (ブラースチ誌 5月26日号)

◇ チェチェン・テロにアラブ人が関係 (コメルサント 5月14日)

◇ サハロフ像、ペテルブルク大前に建つ (コメルサント 5月6日)

◇ ヤミ乗り合いタクシー (論拠と事実 20号)

◇ ロシア式ニュープアー (論拠と事実 21号)

◇ 空き缶のリサイクル (論拠と事実 22号)

◇ 男女人口格差は、約1千万 (イズベスチヤ 4月25日)

◇ 帰郷せよ、ロシア人 (イズベスチヤ 5月23日)

◇ 60名の科学アカデミー正会員誕生 (モスコーニュース 20号)

[焦 点]

※ 軍事国家「北朝鮮の現実」を考える
  (対文協常務理事  加藤 順一)