167号(2003・4・15)
[対文協だより]
※ モスクワ大学副学長来訪
モスクワ大学代表団が対文協と東海大学との学術・文化交流に関する打ち合わせのため3月20日来日した。一行はアレキサンドル・シドロヴィチ国際担当副学長、ユーリー・ババエフ国際部次長、およびアレクセイ・ベリアエフ対文協モスクワ駐在の3名。
代表団は21日勝浦市の国際武道大学の卒業式に来賓として出席。25日は尾郷良幸、専務理事、加藤順一常務理事・事務局長に東海大学から山田清志国際部長、渡邊隆司国際課長らを交え、夕食をはさんで留学生交流、情報資料交換について実務協議を行った。また代表団一行は滞在中、静岡市清水の東海大学海洋学部や社会教育センター新設の東海大学八王子病院を視察したほか、創価大学を訪問、交流を行い、同26日帰国した。
※ ジャーナリスト・専門家代表団派遣
対文協とロシア・ジャーナリスト同盟との協定により、モスクワでの開催の第一回「日ロ学術・報道関係者会議」(国際交流基金助成)に参加するロシア問題専門家やジャーナリストからなる日本側代表団が4月9日日本を出発した。代表団は加藤順一・対文協事務局長を団長に会議座長を務める下斗米伸夫(法政大学法学部長)、小田建(日本経済新聞論説委員)、平野裕(評論家)氏ら一行16名で、10日の会議の後、11日は国際関係大学で日本側代表による講演会を行い、モスクワで議会関係者や企業幹部と会見、引き続きサマラ州を訪問、州知事や主要産業ら経済人と会談を行い、16日に帰国した。
[特 集]
※ ◇ ブルガリアの外交における優先課題と傾向
◇ ソロモン・パシー・ブルガリア共和国外務大臣
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇ チェチェン人がロシアに戻ってきた (コメルサント 3月25日)
◇ 失業者は5~6百万人に、死亡率も増加 (論拠と事実 11号)
◇ 建都300年、街の修復に120億ルーブル (論拠と事実 11号)
[資 料]
◇ プーチン大統領と武力省人事
(ブラースチ誌 3月17日号)
[焦 点]
※ イラク戦争と日本の立場を考える
(対文協常務理事 加藤 順一)