144号(2001・5・10)
[対文協だより]
*第36回研究会開く
恒恒の対文協の研究会は36回を数え、4月19日午後6時から霞ヶ関ビル・東海大学交友会館で開かれ、「イルクーツク首脳会談後の日ロ関係」と題し、外務省の東郷和彦欧州局長が一時間半にわたり講演を行った。
首脳会談後主管局長による初めての講演とあって、会場は約70名の参加者で満席、講演後の質疑で、「イルクーツク声明」の評価をめぐって熱気ある議論が展開された。
*エカテリンブルグ露日協会一行来訪
ロシア・ウラル地方の中心地、エカテリンブルグの協会会長で日本語教師でもあるマリーナ・ゴロミードワ女史を団長とする親善交流代表団が、対文協の招聘で4月11日来日した。一行はエカテリンブルグで日本語を学ぶ13歳から18歳の生徒、学生と付き添いの保護者ら8名。
12日には渋谷区立山谷小学校を訪問。一行は日光を見学後モスクワ経由で帰国した。
*モスクワ大学儀典局次長来訪
モスクワ国立大学領事・儀典局のユーリー・ババエフ次長は対文協モスクワ駐在のアレクセイ・ベリャーエフ氏と共に4月13日来日、東海大学をはじめ出版文化国際交流会、明星教育グループなどを訪問 22日帰国した。
お願い
今年は対文協創立者で初代会長の松前重義博士の生誕100年(没後10年)に当たります。対文協では各種の生誕100年記念行事を計画しておりますが、その一つに「松前重義写真集」(仮称)の刊行を予定しております。 読者の皆様のお手元に「国際交流に関わる松前重義氏」の写真がありましたら、事務局へご一報をお願いいたします。ご提供または借用いただければ幸甚です。
[特 集]
「イルクーツク首脳会談後の日ロ関係」
外務省 東郷和彦 欧州局長
[ロシアの新聞・雑誌から]
◇イワノフ安保会議書記が国防省に・新人事 セヴォードニヤ 3月29日
◇「統一」「祖国」統合は3党体制への一歩 モスコーフスキー・ノーボスチ 16号
◇グシンスキーのメディア王国崩壊 論拠と事実 16号
◇使用済み核燃料の持ち込み ok? イズベスチヤ 4月19日
◇ガガーリンの娘がクレムリン入り イズベスチア 4月13日