290号(2013・6・28)

[対文協だより]

*ロシア文化フェスティバル・オープニングセレモニー

 8年目を迎えた「ロシア文化フェスティバル 2013 in Japan」のオープニング・レセプションが6月3日午後3時30分から千代田区の帝国ホテルで盛大に行われた。会にはロシア側からシュビトコイ大統領文化特別代理を団長とする政府代表団が来日、日本側からは政府代表はじめ日本組織委員会関係者のほか各界から約500名が参会、日ロ関係の発展とフェスティバルの成功を祈念して乾杯した。
 はじめにシュビトコイ特別代理と城内実外務大臣政務官が、プーチン大統領と安倍首相からのメツセージをそれぞれ披露、鳩山由紀夫日本組織委員会委員長、ナルイシキン・ロシア組織委員長(国家院議長)代理のミハイル・スリベンチュク下院ロ日友好議員連盟会長があいさつ。席上フェスティバルの百万人目の入場者となった女性・高校教師にシュビトコイ団長からモスクワ・サンクトペテルブルク旅行招待のプレゼントが贈られ参加者から拍手がおくられた。対文協からは事務局スタッフのほか平野裕常務理事ら多数が出席した。
  
*民間外交推進協会30周年記念式典

 FEC・民間外交推進協会(金川千尋会長)は創立30周年にあたり、6月4日正午から日比谷の帝国ホテルで記念式典ならびにレセプションを開催した。当日は会員をはじめ在日各国大使館、政官界、経済界ほか民間友好諸団体から約400名が出席、盛大に行われた。
 式典は金川会長ほか来賓のあいさつの後、永年功労者の表彰があり、レセプションにうつり会の発展、関係各国との友好促進を祈念して乾杯、各国大使を交え歓談が行われた。対文協からは渡邉隆司・専務理事事務局長が列席した。

*ロシア・ナショナルデーレセプション

 ロシア連邦ナショナルデー「ロシアの日」(6月12日)を祝うレセプションが、前日の6月11日正午から麻布台の大使館2階ホールで行われた。レセプションには在京各国外交官をはじめ政官界、経済界、民間友好諸団体から約300名が出席。アファナシエフ大使のあいさつのあと、ロシア、日本の両国国歌が会場に流れ、日ロ友好の雰囲気に包まれた。対文協からは渡邉隆司事務局長のほか平野裕常務理事、藤井弘顧問らが出席した。

*外務省ロシア課長を囲む会

 日ロ友好フォーラム21による外務省欧州局の宇山秀樹ロシア課長を囲んでの懇談会が6月10日12時から港区赤坂のユーラシア21研究所の会議室で行った。当日は幹事団体の日ロ協会、日ロ交流協会、日本対外文化協会、ユーラシア21研究所のそれぞれ事務局スタッフが出席、宇山課長から、「安倍首相訪ロ後の日ロ関係」について資料をもとにレクチャーを受け、民間交流団体としての役割について意見を交換した。なお、懇談会にはロシア課の廣幡孝治北海道連携推進室長も同席した。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・

*2013年度「ロシア語検定試験」は以下の通り実施いたします。

 本年12回目を迎える「2013年度・ロシア語検定試験」(ロシア連邦教育科学省認定)は8月23日、24日、25日の三日間、港区高輪の東海大学高輪キャンパスで行われる。試験は入門レベルから第4レベルの6段階でそれぞれ文法・語彙、読解、作文、聴解、会話の5科目にわたって行う。なお、「子供のためのロシア語試験」及び「ビジネスロシア語検定試験」も合わせて実施する。
 公式試験官としてサンクトペテルブルク大学から、タチアナ・シュートワ、マリーナ・ルシュコフスカヤの両名が来日の予定。

【問い合わせ】 対文協事務局内: ロシア語検定試験実行委員会まで
          電 話: 03-3353-6980
          メール: kentei@taibunkyo.com

[特 集]

「NATOサイバー防衛計画とロシア」

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ プーチン、「国民戦線」の先頭に立つ (コメルサント紙 6月13日)

◇ 首相は語る「早かれ遅かれみんなクビ」 (コメルサント紙 5月27日)

◇ 国民は2018年に新大統領選出を望む (コメルサント紙 5月7日)

◇ ロシア科学アカデミー新総裁選出 (コメルサント紙 5月30日)

◇ 高速幹線鉄道建設〜2018年に向けて (論拠と事実 No.22)

[資 料]

「東南アジアの国境見直しを求める中国」 <コメルサント紙 5月29日>