265号(2011・5・31)

[対文協だより]

*2011年度・第44回定時総会開く

 日本対外文化協会の2011年度・第44回定時総会は5月20日午後4時から、霞が関ビル・東海大学校友会館で、松前達郎会長、役員、会員49名(委任44)が出席、理事会と合わせ開催した。
 会議に先立ち松前会長が、「今回の東日本大震災に対文協と関係の深い国々から寄せられた温い支援に感謝します。また対文協にも直接ロシア連邦協力庁長官より見舞いをいただきました。対文協は今年で46年目に入り、半世紀近く民間国際交流を支えていただいている会員、役員のご支援、ご協力に感謝いたします。また世界情勢は新たな時代の波が到来しており、対文協の活動も今まで築いてきた伝統を守りつつ、更なる一歩を踏み出し、相互理解の発展と友好の促進に務めていく決意です」と、あいさつした。
議事は後藤亘副会長の議長により進行、2010年度事業・財政・監査の報告事項を一括承認の後、2011年度の事業計画ならびに財政計画案を審議、全会一致で承認された。また、本年は役員改選期にあたり、昇任と合わせ6名の新理事を含む第23期役員選出の提案が尾郷専務理事より行われ、全会一致で承認された。

*松前義昭東海大学副理事長が副会長に就任

 今回の定時総会・理事会で、対文協の副会長に学校法人東海大学副理事長の松前義昭氏が就任。合わせて理事の渡邉隆司事務局長が専務理事に就任した。

*濱田常務理事にブルガリア外務省から叙勲

  5月24日ブルガリア文化の日を祝うレセプションが代々木のブルガリア大使公邸で開かれ、席上濱田靖子常務理事にブルガリア外務大臣からの表彰状と海外の文化人に贈られる最高勲章「黄金の月桂樹の枝」勲章が、トドロフ大使から伝達された。また金原保夫東海大学教授にはトラキア遺跡発掘調査が高く評価され「文化賞」として賞状とメダルが贈られた。

*モスクワ大学国際教育センター一行来日

 モスクワ大学国際教育センターのヴィクトル・マザニク副所長とワレーリ・チャースニフ研修担当が5月26日、東海大学国際戦略本部を訪問し、東海大学学生が今年から参加する同センターの夏季ロシア語研修について打ち合わせを行った。対文協は東海大学から業務委託を受け、同研修団派遣プログラムの連絡、調整、現地視察などを担当する。

[特 集]

◇ 「人権擁護家弁護士と記者殺人事件裁判」
                <ブラースチ誌 5月2日号>

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇ プーチン首相「諸君は満足するよ!」 (コメルサント紙 4月28日)

◇ プーチン、業界トップに減税を約束 (コメルサント紙 4月22日)

◇ 政府閣僚の国営企業役員兼務を禁止 (コメルサント紙 4月4日)

◇ 衛星打ち上げ失敗で宇宙庁長官更迭 (コメルサント紙 4月30日)

◇ ネット企業創業者の子供誘拐事件解決 (コメルサント紙 4月25日)

◇ スタボロポリ地方でゲリラ集団をせん滅 (コメルサント紙 4月30日)

◇ 武装勢力のウマロフ首領は生きている (コメルサント紙 4月9日)

◇ ロシア版シリコンバレー「スコルコヴォ」 (コメルサント紙 4月26日)

◇ 水 vs 火‐2011年夏、モスクワ市民を待つもの (論拠と事実 No.16)

◇ 新「静かなるドン」 (論拠と事実 No.16)