今月号抜粋

351号(2019・2・8)

[対文協だより]

*2019年新春賀詞交歓会を開催
 対文協2019年新春賀詞交歓会が1月28日午後6時から霞が関ビルの東海大学校友会館で開催された。対文協の役員、会員をはじめ来賓、在京大使館員、関係者、留学生ら約140名が出席、2時間にわたって2019年新春のお祝いを行った。
 松前達郎会長が年頭の挨拶を述べ、来賓のロシア連邦 ミハイル・ガルージン駐日特命全権大使がお祝いの挨拶を行い、ブルガリア共和国 ボリスラフ・コストフ駐日特命全権大使の乾杯で祝賀会が始まった。会場では東海大学の外国人留学生との交流風景もみられるなど、多くの人々の交流の輪が広がった。寒風にもかかわらず、終始和やかで暖かい雰囲気の祝賀会となった。

<松前達郎会長あいさつ>
 明けましておめでとうございます。本日は、2019年新春賀詞交歓会に多くの大使及び大使館員の皆様をはじめ、会員・役員の皆様、また関係団体の皆様にご出席いただき有難うございます。
 今年は日本独特の元号、「平成」最後の年となります。同時に新たな元号が始まる年ともなります。また今年はG20サミット首脳会議が日本で初めて開催されます。また、平和の架け橋ともなるスポーツではラグビーワールドカップ日本大会が開催されます。さらに2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、2025年には大阪万博が開催されます。国際的なビッグイベント、スポーツイベントが日本で行われます。
 世界情勢を見ていますと、日々目まぐるしく変わっています。特に情報通信の発達が更に加速され、情報が世界中に拡散されて行きます。好むと好まざるにかかわらず政治や経済の動向に即座に影響を与えます。また個人レベルでの情報発信が世界中でおこなわれ、その影響力も拡大しています。情報の氾濫状態は、何が正しいのかを見極めるのが難しくなっています。
科学技術の発展は人類に大きな進歩をもたらしてきました。その一方その利用の仕方によっては大きな弊害をもたらします。すべてはそれを使う人間の問題です。ヘンリー・アダムズという教育者がいますが、人類は、科学技術という馬に乗っても、どのようにその制御をすればいいかわからない、馬が暴走するようでは困るなどと言っております。人間の理性、倫理といったものが機能しているかどうかということになります。
 日本対外文化協会は今年で54年目を迎えます。創立当初のころを振り返ってみますと、世界の構図も今からみれば、もっと分かりやすかったと思います。東西冷戦という東西間の交流が難しい時代ではありましたが、目的を明確にして進む勇気が必要でした。対文協は多くの方々の熱い応援とご支援のもとに、今日まで世界の国々と相互理解と友好親善を少しでも深めるために努力してまいりました。今年も気持ちを新たに平和な世界に向けて一歩ずつ歩んで行きたいと思っております。
 事務所も東海大学高輪キャンパス内に2月に移転し、新たなスタートを切りたいと思っております。
 今後とも相変わりませぬご支援とご鞭撻を賜りますよう心からお願い申し上げますと共に、皆様のご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、年頭の挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。

*日露対話「複雑化する北東アジア情勢と日露協力の可能性」
 2018年12月4日、午後1時から国際文化会館にて日露対話「複雑化する北東アジア情勢と日露協力の可能性」が開催された。主催はグローバル・フォーラム(GFJ)、共催は公益財団法人日本国際フォーラム(JFIR)とロシア科学アカデミー(RAS)極東支部(FEB)。
 日本とロシアの有識者が両国関係の現状と協力の可能性を探る国際シンポジウムで、対文協から渡邉隆司事務局長と職員が参加した。

*新春日ロ交流のつどい2019
 1月30日、午後6時から駐日ロシア連邦大使館にて「新春日ロ交流のつどい・2019」が開催された。主催はNPO法人日ロ交流協会、NPO法人日本・ロシア協会、NPO法人ユーラシア21研究所、対文協の4団体で、後援は駐日ロシア連邦大使館。第一部では日ロ文化交歓会としてロシアンカにより劇が披露され、第二部では新春日ロ文化交流の宴が催された。

[ロシアの新聞・雑誌から]

◇日ロ首脳会談は順調とはいえ成果なし <Vedomosti ‘19.1.22>

◇社会的合意が必要なクリール(千島)問題 <Vedomosti ‘19.1.22>

◇ソルジェニーツィン像がモスクワに建つ <Vedomosti ‘18.12.11>

◇沿海地方新知事は第3回選挙でやっと決着 <Vedomosti ‘18.12.18>